心療内科|那須塩原でプラセンタ、がん治療、心療内科なら、ホロス那須塩原クリニック

心療内科

心療内科について

薬に依存しない生活を送ってほしいという想いのもと、患者さんの自然治癒力を高める診療を行っています。ただ症状に対する薬を飲み続けても薬が効くのは6割程度で、一時的に症状をおさえられても根本的な問題解決にならず、また症状が出ることが多数です。何に苦しんでいて、何が原因なのかを患者さん自身が自覚し、少しずつ物の見方や考え方を変えていくことが、本当の意味での心療内科の治療となると考えています。当クリニックでは、薬に頼らない「認知行動療法」と「自己暗示療法」を実践しております。

認知行動療法とは

人は、しばしば日常のある特定の場面に対して、不快な感情や気分を繰り返して引き起こします。不安、恐怖、怒り、イライラ、落ち込み、自信がなくなる、その場から逃げたくなる、嫌悪感などなど様々な不快な感情や気分があります。その様なネガティブな感情は多くの場合、客観的なその場面によって起こされるのではなく、自分の内面的な価値観やこうであるべきだという固定観念があって、その観念と目前の現状とにギャップがあるために引き起こされます。潜在的な固定観念であり、自動的に浮かんでくるので、普通自分では気がつきません。

認知行動療法では、繰り返し同じような場面で、同じような不快な感情や気分を味わわせている犯人であるその固定観念を探り当てて、それを変えることによって、不快な感情をコントロールし、積極的で建設的な生きかたに変えようとします。当クリニックでは、しばしば「図解 やさしくわかる認知行動療法」(ナツメ社)をテキストに使っています。

自己暗示療法とは

人間の意識の領域は非常に広く、覚醒していて使われている領域は数パーセントにも満たないと言われています。つまり、その人の意思決定や行動パターン、人生の生きざま、感情の反応の仕方を決めているのは、覚醒しているときの意識ではなく、そのほとんどが潜在意識の力によって左右されていると言っても過言ではありません。

自己暗示療法では、表面意識を使って努力をして自分を変えるということをできるだけ避けて、直接的に潜在意識のあり方を変えようとします。リラックスした状態で、潜在意識に送り込みたい言葉やイメージを、繰り返し何度も刷り込んでいきます。そうすることによって自動的に自分の行動パターンや感情がコントロールされていきます。一つの医者要らず療法、努力要らず・お金かからず療法と言っていいでしょう。自己暗示療法については、エミール・クーエの「暗示で心と体を癒しなさい!」や、ジョセフ・マーフィーの「眠りながら成功する」などの名著があります。

うつ病

うつ病の患者数について、厚生労働省の調査によれば、日本の気分障害(うつ病など)の患者数は、1996年には43.3万人、1999年には44.1万人とほぼ横ばいでしたが、2002年には71.1万人、2005年には92.4万人、2008年には104.1万人と著しく増加の一途をたどっています。診断基準など幾つかの要素を考えないと、この数字が患者数を直接に反映しているか正確には判断できません。しかし、現在はこの調査から10年近くが経過していますので、患者数は、潜在的に症状を抱えている人も含めると相当の数の人々が存在していると考えられます。

なんだかずっと気分が晴れない、食欲がなく食べることができない、何をしても楽しくないなどの症状が続いている場合はうつ病の可能性があります。うつ病は脳の機能低下によるもので、脳がきちんと働いてくれないために物事を否定的にとらえたり絶望してしまったり、自分が駄目な人間だと思ってしまいます。うつ病の症状が進むと、外出が困難になってしまうこともあります。早めに治療を始めるほど回復が早いと言われますので、無理せずに早めにご相談にいらしてください。

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パニック障害

一般住民を対象とした疫学調査が、平成14年から18年まで厚労省の研究班で行われました。何らかの不安障害を有する人の数は、障害有病率(一生の間で経験する率)が9.2%でした。つまり、10人に一人近くは生涯でこの症状を経験しているということになります。米国では、もっと有病率が高く10人に3人以上が経験する病気であると報告されています。疫学調査の結果でわかった重要な所見は、不安障害の患者さんは一定期間に二つ以上の診断基準を満たす障害がみられる「併存」を経験することが多いということです。パニック障害では、50~65%に生涯のいつの時点かにうつが併存し、また全般性不安障害では、25%の併存があると言われています。

突然、めまいや動悸、発汗がおきる、手先が震える、窒息感を感じるなど様々な発作によって生活に支障が出てしまう状態がパニック障害です。特にエレベーターや電車、バスなどの閉鎖的な空間で不安を感じて症状が出てしまい外出することができなくなってしまうこともあります。とても強い症状が起こるので、死んでしまうかもしれないと思うような不安に襲われることもあります。ゆっくりと治療を行っていきましょう。

慢性疲労

強い疲労感やだるさが取れず、動くことがおっくうだと感じる方へ。

原因のわからない強い疲労感、身体のだるさを長期間感じているという方は慢性疲労の場合があります。ただの疲労だと思って我慢していると慢性疲労につながり、身体能力と思考力が大きく阻害され日常生活に著しい影響を及ぼす病気です。

また、慢性疲労が続くことで精神疾患につながってしまう可能性もあります。当クリニックではプラセンタによる治療も行っています。プラセンタは疲労回復効果が見込めるものです。是非ご相談ください。

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自律神経失調症

頭痛やめまい、動悸など身体の不調が続いているのに内科などで異常がないといわれる方へ。

病院で検査しても何も異常がないのに、頭痛や下痢や動悸やめまいなどの症状が治らないという場合は自律神経失調症かもしれません。自律神経は全身の器官をコントロールしているため、自律神経失調症によりバランスが崩れてしまうと様々な器官に症状が出てきます。

自律神経失調症は同じ症状がずっと続くのではなく変わっていくことがあります。症状は、感情的になったり不安感やネガティブな思考に陥ったりする「精神的」なものと、頭痛や耳鳴り、疲れ目、動悸などの「身体的」なものとがあります。

社会不安障害

人前で緊張して話すことが出来ない、電話や文字を書くことに不安感や恐怖感を感じる方へ。

人前で緊張してしまい話すことができなかったり、電話などで人と話すことがおっくうだったり、人前で異常に汗が出てしまうなどの対人に関して出る症状を以前はあがり症や対人恐怖症といっていましたが、現在は社会不安障害という名前で呼ぶようになりました。

自分が会社になじめていないと感じる、上司や同僚や部下と上手くコミュニケーションを取ることができないなど、ささいなことでもいいのでまずは何でもお話ください。

適応障害

学校や会社に行くのが辛く不安や憂鬱な気分になる、うまく環境になじめないという方へ。

適応障害は、様々な出来事や自分のおかれている状況がとても辛く耐えがたいものに感じられ、一時的に憂鬱な気分や食欲不振、めまいなどの症状がおきるものです。うつ病との違いは、持続的に症状が起きるわけではなく、環境が変わることによって症状が改善され、また同じ環境におかれると症状が現れるというところにあります。

症状は無断欠勤や、喧嘩、物を破壊するなどという行動面に現れることもあります。

その他

眠れない、物忘れがひどい、周りの人から悪口を言われているような気がする、理解力がないなどの症状をお持ちの方へ。

寝つけない、寝ても何度も目が覚めてしまうなど、睡眠が正しくとれない「睡眠障害」や、些細なことが気になったり、心配ごとが多く頭から離れない、同じ行動を繰り返してしまうなどの「強迫障害」、幻聴や幻覚を感じる、妄想をすることが多いなどの「統合失調症」など様々な精神疾患が存在します。

インターネットなどで調べて独自で判断するのではなく、まず一度心療内科を受診して頂き適切な方法で治療を行っていきましょう。

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