不都合な感情|那須塩原でプラセンタ、がん治療、心療内科なら、ホロス那須塩原クリニック

院長ブログ

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不都合な感情

患者さんが訴えることで

「苛々するんです」

「不安なんです」

という言葉を、頻繁に聞きます。

 

で、患者さんに聞きます。

「何にイライラするんですか?」

「何に対して、不安なんですか?」

 

実は、この単純な質問に、

多くの患者さんが答えられないのです。

 

多くの人びとが、不快な感情を味わっているのに、

どのような対象に対して、そのような感情を

味わっているのか、を知ろうとする人は少ない。

 

「不安なままでいたいですか?」

「イライラしたままでいたいですか?」

と聞くと、

「そんなの嫌だ!」と

異口同音に答えます。

が、

ただその感情を味わっていて、

それを解決しようとしないことが多いのです。

 

それはなぜか?

自分の不都合な認知、

不都合な自分の信念に気づかないからです。

 

不快な感情の殆どは、自分の中の

こうであるべきだという認知や信念と

それに矛盾した外界の現象が起きている時に

生まれてきます。

 

不快な感情をもたらす外界の対象が

何であるのかを、明確にすることと同時に、

そのような感情を引き起こしている

自分の認知や信念について気づく必要があります。

 

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