院長ブログ
認知行動療法って?
人には、それぞれ心の「癖」があります。
よい癖ならばいいのですが、
やめたいのに、なかなかやめられない
不都合な癖というものがあります。
例えばネガティブ思考などがそれです。
つい悲観的に物事を考えてしまう、
自分に自信が持てない、他人の目を気にしてしまう・・・などです。
時々そのように考えている自分に気がつくのですが、
無意識的に、自動的にそのような考えにハマってしまう。
なかなか止められない、止めか方が分からないという悩みを
抱えている方がとても多いようです。
その心の癖を改善するのに、
「認知行動療法」という方法がとても役に立ちます。
これからしばらくこの療法についてお話してゆきましょう。
このクリニックでは、患者さんにお勧めしている書籍があります。
『図解、やさしくわかる、認知行動療法』 ナツメ社
福井至、貝谷久宣監修
認知行動療法の本はたくさんあります。
評価の高いものが多いですが、
いくつか患者さんに紹介した結果、
この本が一番評判が良かったものです。